CustomDefinitionsによるPleasanterの定義情報の書き換え
開発チームの内田です。 プリザンターのロゴおよびノベルティが出来上がって、開発チームもテンションがあがってきました。
先日の #産業交流展 でもお配りした #Pleasanter グッズをご紹介! ロゴをあしらったクリアファイルにステッカー、ボールペン、どれもかっこいいですよね! 今後、展示会や勉強会などのイベントでお配りするかもしれませんので、是非足を運んでみて下さい!お待ちしております! #プリザンター pic.twitter.com/D5ekUjwTLN
— Pleasanter (@pleasanter_oss) 2018年11月21日
今日はプリザンターの定義情報(データベースのカラム情報など)を設定ファイルCustomDefinitionsで置き換える方法についてです。プリザンターの設定ファイルは以下にExcel形式で格納されています。
\Pleasanter\Implem.Pleasanter\App_Data\Definitions
上記の内容は、CustomDefinitionsのJsonファイルで特定の項目の値をオーバーライドすることが可能です。たとえば「記録テーブル」の規定の表示名「分類A」を「項目A」に変更する場合には、以下のようなファイルを配置します。ファイルを配置した後は、IISの再起動が必要です。
ファイルパス:
\Pleasanter\Implem.Pleasanter\App_Data\Parameters\CustomDefinitions
ファイル名:(definition_Column.xlsmを変更する場合はColumn.jsonとします)
Column.json
内容:(ResultsテーブルのClassA項目の表示名を変更する場合の記述)
{
"Results_ClassA": {
"LabelText": "項目A"
}
}
definition_Column.xlsmを書き換えても同様のことが可能ですが、xlsmファイルは変更点の管理が面倒なので、CustomDefinitionsによる設定をお勧めしています。
プリザンターをMicrosoft Azureにインストールした後のメール送信の設定
Pleasanter開発チームの佐藤です。
すでにご存じの方もおられるかと思いますが、プリザンターはAzure上で構築することができます。
プリザンターをMicrosoft Azureにインストールする
プリザンターをMicrosoft Azureにインストールする · Implem/Implem.Pleasanter Wiki · GitHub
Azure上でプリザンターを構築した後、メール配信の設定をしたいと思う方も多いことでしょう。
AWSではSESというサービスがありますが、Azureは下記のような理由から、メール送信はサポートしない旨を公言しています。
Azure 上にメールサーバー/SMTP サーバーを構築する場合の注意事項
https://blogs.technet.microsoft.com/jpaztech/2016/06/09/smtp-on-azurevm/
じゃあどうすればいいのかというと、AzureではSendGridというサードパーティー製のサービスを連動する方法があるそうです。
しかも、下記のリンクに記載の通り、Azure ユーザーは 1 か月あたり 25,000 通の電子メールを無料で利用できます。
SendGrid を使用した Azure での電子メールの送信方法
SendGrid 電子メール サービスの使用方法 (.NET) | Microsoft Docs
上記のページから「SendGrid アカウントの作成」の手順を行ってください。
ここで少し注意してほしいのは、設定が完了した後、SendGridから確認メールが送信されるのですが、少し時間がかかるということです。私が試したときはおよそ10~20分くらいだったと思います。
SendGridの構築ができあがったら、プリザンターにSendGridの情報を設定します。
プリザンターからメールを送信できるように設定する
プリザンターからメールを送信できるように設定する · Implem/Implem.Pleasanter Wiki · GitHub
上記の手順の「設定ファイルの編集」から「3.SendGridを使用する場合には...」の項を参照して設定すると、メールの設定が完了します。
思ったよりも簡単にできますので、皆さんもぜひ試してみてください!
プリザンターの通知機能の通知先に「LINE」および「Microsoft Teams」が指定できるようになりました!
Pleasanter開発チームの小林です。
プリザンター通知機能の通知先に以下のサービスが指定可能となりました。
- LINE
- Microsoft Teams
通知機能について
プリザンターでのテーブルに変更(レコードの追加・修正・削除等)があった際に、メールやSlackなどの外部サービスに変更通知を送付する機能です。 LINE、Microsoft Teamsの他に以下のサービスに対して通知を送ることができます。
- メール
- Slack
- chatwork
通知機能の利用方法等は以下のマニュアルをご確認ください。
テーブル機能:通知 · Implem/Implem.Pleasanter Wiki · GitHub
LINE通知
プリザンターの変更通知を指定したユーザーのLINEアプリへ通知を送ることができます。
Microsoft Teams
プリザンターの変更通知指定したチームの指定したチャネルに対して通知を送ることができます。
- 通知には「Incoming Webhook」コネクタを利用します。
- 今のところ、「Incoming Webhook」の機能にメンションを指定する機能は無いようです。
プリザンターからの通知をTeamsで受け取った際にアラートを上げたい場合は、対象のチャネルをフォローしておくと良いでしょう。
設定方法
各機能の詳しい設定手順は以下に記載されていますので、ぜひともお試しくださいませ!
LINE通知の設定
LINEに通知する場合の設定 · Implem/Implem.Pleasanter Wiki · GitHub
Microsoft Teamst通知 の設定
Microsoft Teamsに通知する場合の設定 · Implem/Implem.Pleasanter Wiki · GitHub
Pleasanterマニュアルの更新(管理機能:検索)
Pleasanter開発チームのしわです。
PleasanterはGitHubにマニュアルが公開されています。
今回、テーブルの管理画面にある「検索」についてのマニュアルが追加されました!
上記マニュアルより、[テーブルの管理]→[検索]とリンクを辿ると今回追加された「検索」についてのマニュアルが確認できます。
管理機能:検索 · Implem/Implem.Pleasanter Wiki · GitHub
続きを読むPleasanterのコードスタイル インデント編
Pleasanter開発チームのいしざきです。
PleasanterはオープンソースのWebデータベースでGitHubにソースが公開されています。
今回はPleasanterへプルリクエスト(PR)する際に気にしたいコードスタイル インデント編です。
Pleasanterのインデント
Pleasanterのインデントは常にスペース4つです。
もしPleasanterへのPRいただける際にはインデントはスペース4つでお願いします。
また、スペース4つになっていない箇所を見つけた方、ぜひ修正してPRお願いします。
その他のコードスタイル
Pleasanterは日々進化中で、PR時のお願い事項などの整備は取り組み中の状態です。不定期になりますが、今後も少しずつこちらのブログで紹介してまいります。
今後PRするかもしれないという方、継続してチェックしていただけると嬉しいです。
Pleasanter developers blogを開設しました。
Pleasanter開発チームのうちたです。
この度、Pleasanterの開発メンバーで「Pleasanter developers blog」を開設しました。
プリザンターとは
Pleasanter(プリザンター)はオープンソースのWebデータベースで、顧客管理や問い合わせ管理といったビジネスWebアプリケーションをGUIで作成することができます。
開発言語はC#、実行環境はASP.NET、データベースはSQL Serverです。AzureのApp Serviceを利用すればサーバーレス構成での動作が可能です。
現時点ではLinuxに対応していませんが、.NET Coreへの対応を進めており、近い将来、マルチプラットフォームでの動作が可能になります。
ブログについて
こちらのブログでは、開発メンバー間のコミュニケーション記録や、Pleasanter開発における日々の雑感、技術的な気づきなどを公開してまいります。
オープンソースソフトウェアの開発に興味のある方、C#や.NET Coreに興味のある方、Pleasanterに興味のある方などに見ていただけると嬉しいです。
どうぞ宜しくお願い致します。